技術記事

給油式 vs 無給油式 どちらを選ぶ?

給油式 vs 無給油式 どちらを選ぶ?



コンプレッサ選定において、避けて通れないのが
「給油式(オイル式)」と「無給油式(オイルフリー)」の選択です。

これは「空気の質」だけでなく、機械としての「寿命」に大きく関わります。




給油式コンプレッサ(オイル式)


往復運動するピストンやシリンダーの潤滑・冷却に専用オイルを使用するタイプです。



  • メリット

圧倒的な「耐久性」
•機械的寿命が長い オイルが金属同士の接触面に油膜を作り、摩耗を極限まで抑えます。 また、圧縮時に発生する熱をオイルが吸収して逃がす(冷却効果)ため、内部パーツへの熱ダメージが非常に少ないのが特徴です。

•過酷な連続稼働に耐える:耐久性の面では給油式が圧倒的に優れており、長時間の運転でも性能が落ちにくく、 適切にメンテナンスを行えば10年、20年と使い続けられるタフさを備えています。

【最重要】耐久性を支える「オイル交換」の必要性

給油式がその長寿命を発揮するためには、定期的なオイル交換が絶対条件です。 コンプレッサオイルは使用に伴い、熱による酸化や摩耗粉、吸い込んだ湿気によって確実に劣化します。 劣化したオイルを放置すると、潤滑不良による焼き付きや内部の錆、さらにはカーボン堆積による火災事故の原因にもなりかねません。



※「オイルはコンプレッサの血液」と言えます。 エンジンオイルと同様、汚れた血液では機械の健康は保てません。 定期的な交換(例:半年〜1年ごと、または稼働時間に応じた交換)を行うことで、 給油式ならではの圧倒的な耐久性を維持し、結果として修理コストを最小限に抑えることができます。


  • デメリットと対策

オイル混入のリスク
圧縮空気に油分が含まれますが、 二次側(吐出側)に高性能な「オイルミストフィルタ」や「マイクロミストフィルタ」を設ければ、 オイルの混入リスクはほとんどなくなります。 フィルター管理さえ行えば、給油式の「タフさ」を活かしつつ、クリーンな空気で塗装作業を行うことが可能です。




無給油式コンプレッサ(オイルフリー)


ピストン部などに潤滑油を一切使用しない、クリーンな空気を生み出す構造です。



  • メリット

究極のクリーンエアと管理の楽さ
•油分ゼロの安心感:最初から油分を含まないため、フィルターの管理ミスによる「万が一のオイル流出」を100%防げます。
•オイル管理が不要:オイル交換の手間や廃油処理の必要がなく、日常の点検項目を減らすことができます。


まとめ

「機械としての寿命(耐久性)」を最優先し、長く愛用したいなら給油式に軍配が上がります。


  • 給油式:定期的なオイル交換という「手間」をかけることで、圧倒的な寿命と信頼性を手に入れることができます。二次側にフィルターを設ければ塗装も万全です。
  • 無給油式:耐久性は給油式に劣りますが、「管理のしやすさ」と「絶対的なクリーン環境」を優先する現場に最適です。

明治機械製作所では、お客様のメンテナンス体制や使用頻度に合わせて、最適なモデルをご提案いたします。



▽それぞれの違いについての動画はこちらからご覧いただけます▽






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